森のリソース
2013.10.30

森のリソース

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森と都市をつなぐ森のリソース


「リソース」とは「資源」という意味です。森には、木材だけでなく、様々なリソースが眠っています。持続可能な森づくりには、そうした森のリソースをマーケットへ提供し、対価を得て、また森づくりに役立てるというサイクルが不可欠です。このサイクルは、山村地域へ経済的効果をもたらすだけでなく、人々のモチベーションアップにもつながります。そこでmore treesは「森と都市をつなぐ」プラットフォームとして、これらのリソースを有効活用するためのチャレンジを続けています。森のリソースをプロダクトやプロジェクトとして都市へ届けることで、より持続的で、健全な森づくりを行っていきたいと考えています。

森のめぐみのバリエーション

日本の人工林の多くは、ヒノキやスギといった針葉樹です。針葉樹は従来、柱や梁といった建材に多用されてきました。しかし、人々のライフスタイルの変化によって建材の利用は減少傾向にあります。そこで私たちは、木材の利用促進はもちろん、現代のニーズに合わせて様々な「森のめぐみ」を活用し、新しい価値を生み出したいと考えています。そうすることで、持続的な森づくりのサイクルも構築されます。現在では、樹の葉から採れる精油をはじめ、柑橘、蜂蜜、鹿革など、その土地によって森から生まれる様々なめぐみを使用したプロダクトを販売しています。また、森林は、CO₂を吸収・固定する、土壌を育む、水質を保つといった機能を果たしていますが、これも私たちの命には欠かせない森のめぐみといえるでしょう。

more treesのチャレンジ

more treesは設立以降、日本各地の木材を優れた技術によって実用的で美しいプロダクトとしてカタチにしてきました。特に、著名なデザイナーとコラボレーションしてきたことは大きな特色といえます。また、ヒノキや柑橘類から抽出された精油を活用したコスメライン“more trees organic”をはじめ、蜂蜜やミツロウ、シカ革など、各地の森のめぐみを活用したプロダクトの開発にも取り組んでいます。加えて、主に経済活動によって排出されたCO₂を、森林が吸収するCO₂でオフセット(相殺)するカーボンオフセット事業も展開しています。近年では、森のめぐみを観光事業に取り入れるツーリズムや、社内研修を行うなど、プロダクト分野以外でも森のめぐみを生かしたプロジェクトを推進しています。