21.Dec.2017
by Shinkichi Mizutani

10周年!!

more treesは2007年に産声を上げました。

そして今年、10周年という節目を迎えることができました。

これもひとえに、活動を支えてくださったすべての方のお陰です。本当に感謝に堪えません。
10th

さて一説によると、ベンチャー企業の創業10年後の生存率は6.3% なんだそうです。

なので、アントレプレナーの知人からは「10年続くなんて大したもんだよ」というお褒めの言葉を貰うこともあります。

けど、ボクらは株式会社ではなくNGOだし、そこは一概には言えませんけどね。

当たり前ですが、組織の存続が最大の目的ではありません。

これは株式会社であろうと、NGOであろうと共通していると思います。我々の目的は、あくまで社会課題の解決なんです。

(と偉そうに書いていますが、かくいうボクも、日々キャッシュフローを気にしている立場なのですが 汗)

自分のことを棚に上げてさらに書かせてもらうと、社会課題の解決に向かってないとしたら、それは単なる自己満足であって、活動も惰性化してしまいます。

more treesは「都市と森をつなぐ」というテーマを掲げて活動してきましたが、果たしてそれが少しでも具現化できているのか?という検証を常にせねばなりません。

今回、10周年というタイミングはこれまでの活動を一気に振り返る機会にもなりました。

2007年に高知県梼原町との協定からスタートした「more treesの森」は、特に最初の3年間、協定先を増やしていろいろな地域との幅を広げることに専念していました。

結果、協定先である森(地域)は海外を含めて13か所に広がりました。

国内の場合、じつは協定先を増やすことはそんなに難しいことではありません。

乱暴な言い方をしてしまうと、林業が盛んな地域(市町村)を口説き、教授と首長との調印式をセットしてしまえば協定そのものは成立します。

ですが、本来の活動はここからです。協定した地域とどうやって連携し、寄り添っていけるか。。。

協定先が増えすぎてしまうと、そこが明らかに手薄になってしまうのは言うまでもありません。顔の見える関係も構築できません。

なので現在では、やみくもに協定先を増やすのではなく、これまでご一緒してきた地域と、より濃密に、深掘りしていく方向に舵を切っています。

それでも、各地におけるボクらの果たしている役割は決して十分とは言えません。そこを埋めていくのがこれからの課題の一つです。

もちろん10年後もこの活動が続くように頑張ります。

ですが、そこはやはり組織の存続が目的化しないようにいつも肝に銘ぜねばですね。

「利益は企業存続の条件であって目的ではない」というピータードラッガーの言葉が改めて思い出されます。

ということで久しぶりにピータードラッガーの「非営利組織の経営」を改めて読んでみようと思います。

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ちなみに創業20年後の企業生存率は、なんと0.3%なんだそうです。

社会に必要とされながら、20周年が迎えられた幸せですし、そうなるように知恵と力を絞りたいと思います。

皆さん、引き続きmore treesをよろしくお願いしますm(_ _)m

水谷伸吉 拝

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