14.Dec.2017
by Shinkichi Mizutani
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意外と知られていないオランウータンのこと

水谷です。

ボクたちが2016年からインドネシアで実施している森づくりは、現地パートーナーであるBorneo Orangutan Survival Foundation(BOS財団)というオランウータン保護団体と進めています。

ところで、皆さんはオランウータンって知ってますか?

写真見せると、「あ、サル!」とか言われることもあります。そりゃ確かにサル(霊長類)ですけどね~
中にはチンパンジーやゴリラと間違われることも(汗)

ここでオランウータンについて、ちょっと整理してみましょう。

 

 オランウータンとは?

● オランウータンは、アジア最大の霊長類で、DNAの97%が人間と同じです

●基本的に群れをなさず、単独行動します(これはチンパンジーと違う点ですね)

●主に果実(イチジク、ドリアン、ランブータンなど)を食べる雑食性です

●これまでに生息するオランウータンの80%が失われてしまいました

●現在ではボルネオ(カリマンタン)島と、スマトラ島の2島にのみ生息していま す。かつてはマレー半島などにも分布していたようです(寒冷化と人類のプレッシャーにより絶滅した)

●そして2017年に、オランウータンの新種が発見されました!!(スマトラオランウータンと考えられていた特定の地域に生息する個体群が、別種であると認定されています)この新種は「タパヌリオランウータン」と呼ばれています

●現在の生息頭数(推定)は

  1. ボルネオオランウータン 54,000頭
  2. スマトラオランウータン 5,500頭
  3. タパヌリオランウータン 800頭 (BOS財団調べ)

 

「森の人」 オランウータン

「オランウータン」はインドネシア語で「森の人」という意味です。

(ちなみにインドネシア語で日本人は「オランジャパン」です)

オランウータンは、樹上に巣をつくり、そこで夜を過ごします(昼行性なので夜は寝てます)

そして森林の果実などを得て暮らしています。つまり、森とともに生きているわけですね。

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前述のとおり、オランウータンは数を減らしています。

その原因は、何といっても森林減少です。特にこの地域で問題になっているのは、オイルパーム農園(プランテーション)の開発や違法伐採、鉱山開発などの土地利用です。こうした行為が、オランウータンをはじめとする野生動物の生息地を追いやっているんですね。

※オイルパームの問題については、こちらのブログでも取り上げています

オランウータンと我々人間の消費行動、見えないところでつながっています。

※このサイトにも是非立ち寄ってみてください。オランウータンの森 再生プロジェクト

 

水谷

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