23.Sep.2016
by Shinkichi Mizutani
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早起き嫌いのボクが朝大学を始めたワケ

「朝活」のパイオニア的存在である、丸の内朝大学。

温泉、日本酒、トライアスロン、歌舞伎、チアダンスなど20以上のテーマの講座があります。

ボクは、2013年から森林の講座を持たせてもらっています。

今年で4年目を迎え、これまで受講した人は150人以上になりました。

 

ちなみに授業は朝7時から。けどボクは正直言って、早起きが嫌いです。

できれば朝でなく夜がいい。。。

そんなボクが、挫折せずに講座を続けているのは意味があります。

 

① 自然から遠ざかっている人に、森のポテンシャルを伝えたい

朝大学を受講している人は、いわゆるバリバリのビジネスパーソン。日々都会で仕事に向き合いながら、朝の時間を使って学びや体験を得ようという好奇心が強い人たちです。

 言ってみれば、森との距離が遠い人たち。

そんな人たちの多くは森に対して日々意識することも少ないでしょう。

でも、生活にちょっとでも「木」を取り入れるだけで上質なものになったり、「森の幸」によって心も豊かになったりと、森は見えないポテンシャルがあると思うんですね。

そこに「気づき」を得てもらうことにやりがいを感じています

 

② 地域の魅力を、多くの人と共有したい

全8回の講座は、座学のみではありません。

必ずフィールドワークとして、皆さんで地域に出向きます。

 (今年は高知県・四万十。)

現地では林業や製材所の見学、木造建築の視察、はちみつやシイタケ、ジビエなど「森の恵み」の体験などさまざまなメニューを用意しています。

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 夜もとことん飲み、語ります(笑)

 訪問先は有名な観光スポットもない、一見して何てこともない農山村。

ですがそこにとてつもない魅力が隠されているのを、現地で感じてほしいんです。

実際、訪問をきっかけに現地の「田んぼオーナー」になったり、「ふるさと納税」をしたりする人も多いです。

 

③ 講座が終わった後も、ずっと仲間。

受講メンバーは、年齢も職業もバラバラ。ですが逆に言うとしがらみもありません(笑)

共通のテーマを経て、そしてフィールドワークで同じ釜の飯を食い、最後のグループワークでより連帯感が生まれます。

今でも皆さん個別に集まって飲んだり、旅行に行ったりしているみたいですね。

(ボクもたまに飲み会に混ざらせてもらってますw)

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ボクらの講座がきっかけで、そんな人間関係が創出できるなんて嬉しいことです。

 

④ 移住ありきではない、ということを伝えたい

講座のねらいとして、「林業に就こう!」というメッセージは発していません。

脱サラして山村への移住を積極的に勧めるつもりもありません。

もちろん移住を希望する人は大歓迎ですが、移住ありき、林業従事者を増やすことありきではないんです。

 

ボクが強調したいのは、

 「都会に住んでいながらでも、森林や林業と関わることはできる!」

 ということ。

移住の機運は高まっていますが、万人ができることではありません。多くの人は、今の仕事を辞めて都会を抜け出すことも、所得を下げることもなかなか受け入れたくありません。

それって勇気がないわけではなくて、至極当然なのです。

 実はボクもその一人。東京生まれ東京育ちの自分にとって、東京はゴミゴミして殺伐としてるかもしれないけど何だかんだ言ってこの街に愛着があります。そこを完全に離れるのってちょっと(いやかなり?)勇気がいるんですね。

 そんな人でも、消費者として、もしくは周囲の消費行動を「グリーン」な方向に巻き込むインフルエンサーとして、さらには森のよき理解者かつサポーターとして地域と寄り添うことができると考えています。

 

⑤ 皆さんの反応が、初心を思い出させてくれる

ボクはかれこれ15年近く、森林と関わる仕事をしてきました。

そうなると、どうしても考えが凝り固まってしまったり、目から鱗の発見や感動に対して鈍感になってしまう部分も出てきてしまいます。

一方で、初めて林業に触れたり、山村を体験する人のリアクションはとても新鮮です。

都会の目線で、どこに琴線に触れるポイントがあるのかを、むしろこちらの方が再認識させてもらっています。

 他にも朝大学を通じて得たものは沢山ありますが、講座が消滅せずに粛々と続いているのは皆さんのリアクションがいいからこそ、というのが一番大きいと思います。

今秋のフィールドワークは高知・四万十を予定しています。

きっと今回も楽しいクラスになることでしょう。

どうやらまだ空きがあるみたいなので、もし「受けてみたい!」という人がいたら是非!

http://asadaigaku.jp/course/index.cgi?c=zoom&pk=462

水谷伸吉

Comment(1)

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