先日、more treesでは国内11か所目の森として調印した鳥取県智頭町。
町長はじめ行政の職員、財産区、NPOなどさまざまな地元関係者(ステークホルダー)とずっとやりとりしてきた地域です。
今回滞在して改めて思ったのが、こうした地域には「変態」「変人」が多いということ。
(語弊があるかもしれませんが、個人的には最大の賛辞のつもりデス)
新しいことにチャレンジするとき、傍から見たら突拍子もなくて、奇妙で、リスクだらけに映るかもしれません。成功率も未知数。けどそれをチャレンジし、軌道に乗せる。それは結局、ソフト(人)の力によるもの。
いくらハード(設備)を入れたって、それを動かすのはハートを持った人。
これまでと違ったことをするには、その地域に「変態」がいるかどうかがかなり重要だと改めて気付きました。
しかも、その「変態」は一人や二人ではなかなか動きません。
変態同士が意気投合して集団になると、大きな力を持ちます。
「疎開保険」など、新たなアイデアを発案する首長。
高学歴ながら、時にはダンプで材の搬出もするNPOの職員。
毎朝神社前に集まって、自分らで山の間伐作業をする財産区の議員さん。
大阪から林業の修行のために妻子を置いて単身で暮らしている元シェフ。
古民家を購入して、家族でIターンした県職員。
言ってみれば、みんなヘンタイ(笑)
裏を返すと、個人的にはこういう地域でないとなかなか琴線に触れません(汗)
よくよく考えてみると、ボクらが森づくりでお付き合いしている地域はどこもヘンタイがそろっています。
魅力的な地域=ヘンタイが多い。 ってことなんだろうか(汗)
あくまで私見です。ご容赦ください m(-_-)m
水谷伸吉