28.Apr.2011
by Shinkichi Mizutani

LIFE311(2011年4月28日現在)

more treesが取り組む被災地支援プロジェクト『LIFE311』の関係で、被災地および周辺に行ってきました。

LIFE311では、木造仮設住宅の建設支援として岩手県住田町でのサポートプログラムを、4月18日よりスタートしています。

http://life311.more-trees.org/

南三陸や気仙沼、そして住田町に隣接する陸前高田市を経て、現地に向かう。

住田町は「森林・林業 日本一」というスローガンを抱える、林業が盛んな町。

まずは町長をはじめ、役場の関係者の皆さんと進捗の確認と今後の見通しなどの情報交換。

そして建設現場、3か所すべてに立ち寄らせてもらいました。

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前回立ち寄った3月末時点と比べて、かなり建設が進んでいました!

一部は入居が間もなくスタートします。内装も木のぬくもりがいい感じ。

他の写真は、フェイスブックのLIFE311のページにアップしているので是非!

ここの仮設住宅は、地元の「気仙材」を使用し、気仙大工が建てている。材も雇用も地元中心。しかも、材の7割はFSC認証材。住田町の多田町長は「本当は100%認証材を使いたかったが・・・」と語っていた。

住田町の仮設住宅への取り組みは、震災3日後にスタートしました。

しかし当初は

「直接の被災地でない住田町が被災地県の指示を待たずに建てた住宅は、仮設住宅とは認められない」

という県の反応に、町長も相当苦労されていました。しかし最近になって、この取組みによる110戸は仮設住宅として正式に認められることになりました!

17棟の医療関係者向けについては、県の補助金も受ける方針ですが、残り93棟については

「more treesを通じた、100%民間の善意によって建てたい」という意思を伝えられました。

近々、その旨を県庁にも伝えに行くとのこと。

要するに、約3億円は我々が絶対的に集めなくてはいけないことが確定。

もう後には引けない。

不退転の決意で頑張ります。

そして皆さん、引き続きご支援よろしくお願いします。

http://life311.more-trees.org/

今回、県が仮設住宅と認めるようになったのは大きな前進です。地元の工務店が、地域材で建てた施設も仮設住宅とされる流れができたわけですから。

建設現場の後に立ち寄ったのが、地元の「松田林業」さん。

大船渡市三陸町綾里の現場を見せてもらいました。

DSC_0757.jpg

ここは海から本当に近い場所で、漁業も営んでいる民有林だそうです。

「農」「林」を兼ねるケースはよく見てきましたが、「林」と「漁」を兼ねるケースには初めて出会いました。リアス式の地形ならではかもしれません。今回漁業・水産業は大打撃を受けていますが、林業(木工業)が少しでも産業として機能できるよう、僕らもお手伝いをしたいと思っています。

DSC_0758.jpg

ちなみに、こちらが松田林業の若き2人。(兄弟)

住田町の林業の未来を担う二人であることは間違いない!

今回は、支援関係者が利用する関係で、住田町内の宿泊施設が満杯でした。やむなく北上市に宿泊。できれば次回は住田町に宿泊し、こうした関係者の方々とももっとしっかりと対話しつつ、一緒にビジョンを描いていければと思っています。

水谷伸吉

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