先日、「コモンズ社会企業家フォーラム」に参加しました。今年で第2回目を数えるフォーラムだ。
11人の「社会起業家」が、来場者の前で一人6分の持ち時間内で自分の思いや活動内容を話す、というもの。
僭越ながら、その11人に選ばれてしまいました。自分は決して起業家なわけではないですが。。。
登壇者の方もさまざま。Room to Read Japanやクリック募金のdff、日本ファンドレイジング協会など、それぞれの活動を立ち上げた方々がズラリ。
パワーポイントも使用不可、制限時間6分という中でのスピーチはとても刺激的。
特にパワーポイントが使えないというのは最近あまり無いので、いい経験になりました。
オーディエンスの方も感度が高かったですね。
自分以外の10人のスピーチも、それぞれ活動にコミットしたきっかけや、今後のビジョンなどが聞けて自分自身への励みにもなりました。
どの方も印象的だったのだが、その中であえてひとつ、心に残ったフレーズを挙げるとすれば、日本ファンドレイジング協会の鵜尾雅隆さんのコメント。
『寄付を得るために、「下さい」と言ってはいけない。
必要なのは活動への共感を得ることだ。』
なるほど!これは営業と一緒だ。
「買ってください」では消費者は購入に踏み切らない。むしろ嫌がられるでしょう。その商品やサービスの利点やストーリーなどを伝えることで、納得してもらわないと購買まで至りません。
とにかく、そんな刺さる言葉がいくつも飛び交う一日でした。
当日の模様は、主催者の渋澤健さんのブログにも。
http://alt-talk.cocolog-nifty.com/alternative/2010/10/post-5e67.html
ちなみに渋澤健さんは渋澤栄一氏の玄孫だそうです。
そして今回の会場となった麻布十番の国際文化会館は、三菱の4代目、岩崎小弥太の庭園があった場所。
近代日本の余韻も感じる一日でした。
水谷伸吉
I told my grmeadothnr how you helped. She said, “bake them a cake!”