梼原をあとにして向かったのが中土佐町。more trees第2号の森がある場所です。中土佐町のうち、旧大野見村は四万十川の上流域に位置する林業の町。それに対して、合併前の旧中土佐町は久礼(くれ)という漁港をもつ漁業の町。この2つが数年前に合併して今の中土佐町になりました。そして林業も漁業も盛んな町になったわけです。
四万十流域は、なぜかヒノキが多い。(それに対して高知県の東部はスギが多い。)
大野見の間伐ヒノキを活用したプロジェクトが、いまいくつか動いています。
今回は、久礼でそのプロジェクトパートナーである企業の方と合流し、一緒に山を見ました。
こちらが看板。2008年の8月に設置したから、丸2年がたっています。
左が2008年、右が2010年。こちらも梼原と同様、風合いが増しています。
森はというと、
この3つの写真、すべて同じ場所からとったもの。
いちばん左は2008年8月のプロジェクトスタート時、真中は2009年3月の間伐直後、右は2010年9月。間伐することで光がさすようになり(左→真中)、そこから1年半経過して下草が繁茂してきたのがわかっていただけると思います。
東京からきた企業の方も、山を視察して間伐体験。
チェーンソーを使っての間伐が初めての方ばかりだったので、いい経験になったようです。(とはいえミズタニもまだ数回しかチェーンソーを使ったことがありません)
夜はカツオと酒をいただく。
水谷伸吉