16.Jun.2010
by Shinkichi Mizutani

林業とカメルーン

大分県は日田市に出張してきました。

日田市上津江町(旧上津江村)は、4月にmore treesと調印し、森づくりを通じたオフセットや地域材の利用を一緒に展開しようとしている地域です。

今回は、more treesを支援してくださる某大手企業の担当者を現地に案内することが目的でした。

これまで企業担当者を案内することはあることはあるにはあったのですが、林業の現場をちゃんと見ておきたい、というこの企業さんの姿勢はなかなかのもの。

旧上津江村に拠点を構えるトライ・ウッドは日田市が株主の第三セクター。

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ここが取り組む「輪掛け乾燥」は、伐採してから約1年、写真のように組み上げた状態で天然乾燥させる方法。

広大な土地と、材が長期間出荷できないという条件を伴いますが、高温乾燥と比べて木の成分や風合いが維持されるので、調湿機能にも優れているそうです。

このほか、製材・加工現場などをまわりました。

本当は伐採・搬出の現場も案内したかったんですが、この日は激しい雨の影響で現場がストップしており断念。

さて、上津江に宿泊した夜は、日本vsカメルーン戦の日でした。

カメルーンは、2002年の日韓W杯のときに、お隣の旧中津江村でキャンプを張っています。それ以来、カメルーンとは交流が続いているのだそう。

試合の日も、村民ホールでパブリックビューイングがお目見えするということで、夜に宿を抜け出して地元の方と会場に向かいました。

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エントランスを入ると、完全にカメルーン一色。

一緒に行った上津江の知人も、気づいたら黄色のTシャツに着替えているし。。。

ホールにはテレビ局も取材に来ていました。4社は来ていたでしょう。

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老若男女、カメルーンを応援している。横断幕や太鼓、おそろいのタオルマフラーまで準備されているから、相当マジだ。

おいおい参ったな~と思いながら、開き直って空気を読まず、一人で(厳密にはもう一人)日本を応援しました。

ところが、、、

日本の得点シーンのとき、歓喜しているのは自分だけではなかった。

会場の3割は堂々と喜んでいました。う~ん、すごく不思議。

翌日の朝のニュースで、インタビューを受けていたおばあちゃんが

「引き分けだったらよかったのにね~」と語っていたのが印象的。

でもこういう場に立ち会えたことはよそ者としては幸運でした。

(決して狙って出張つくったわけじゃないですからね)

とにかく、旧中津江村も旧上津江村も林業が盛んな地域。

合併して日田市になっても、アイデンティティは残っています。

こういう地域が盛り上がるのはカタチはどうであれいいことだと思います。

翌日もちゃんと眠い目をこすりながら現場を見させてもらいましたよ (^^;)

津江の皆さんに感謝。

 

水谷伸吉

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