一年の計は元旦にアリ、ということで今年の抱負を。
まず昨年を振り返ると、、、
◆森づくり
:北海道(下川町ほか4町)、長野(小諸)、フィリピン(キリノ州)と新たに3か所ふえ、計5か所になりました。
◆カーボンオフセット(もちろん森林由来)
:ANAさんや歌手のenyaさんをはじめとする事例が。
◆間伐材グッズ
:鳩時計をはじめとする新作を伊勢丹新宿店で10月に発表でき、地盤はできたと思います。
このほか、渋谷パルコでの写真展など、森林や間伐の重要性を伝える活動にも取り組んできました。
そこで2010年は、
◆森づくり
:これまで現地側と一緒に準備を進めていた、九州でのプロジェクトをいよいよスタート。
◆オフセット
:オフセット対象となる森が増えるわけなので、都市側でオフセットに取り組める機会を増やしたい。
◆間伐材
:昨年の実績を生かし、より多くのシーンで間伐材が利用されるようにグッズの開発と出口の開拓に努める。
当然と言えば当然ですが、これまで進んできた路線が変わることはありません。森づくりは息の長い仕事でもあるし。。。
これまでに引き続き、「都市と山をつなぐ」ということに意識を置いて、オフセットにも間伐材グッズにも取り組んでいきたいと思っています。
それと、できればツーリズムにも取り組めたらと思います。
個人的に提唱していることなのですが、都市と山をつなぐには3ステップあります。(講演会などでは主張させてもらってます)
1、まずはカーボンオフセットでつながる。
オフセットは空気のバーチャルなつながりではあるが、都市部でCO2を排出している企業や個人が比較的手軽に取り組める。
2、間伐材でつながる
木材という「モノ」を通じて、現地には行かずとも木のぬくもりを通じて山とつながれる。
3、実際に現地に行く
究極のリアル。五感で山(森)を感じることができる
1から3にいくにしたがって、リアリティが増していきます。
さらに、それぞれの項目は現地にもたらすベネフィットのアプローチが異なります。1は林業(第一次産業)、2は木工業(第二次産業)、3は観光、サービス業(第三次産業)なのです。
単に間伐が進むだけでなく、地域活性化のために幅広いアプローチをすることでより持続可能性が高まると考えています。
あくまで持論ではあるが、そんな視点ももっていたいと思います。
いずれにせよ、本年もよろしくお願いいたします! m(v_v)m
水谷伸吉