プロダクトデザイナーの方々と行った土佐の旅最終日は中土佐町へ。
中土佐町はmoreTrees第2号の森が昨年8月にスタートした場所です。
森の前に、木材の共販所(木材市場)へ。
中土佐の森で切り出された間伐材は、だいたいこちらの共販所を経由して出荷されます。ここには近隣の町からも材があつまり、間伐、主伐を問わず、直径、長さ、ランクに分けて山積みされていました。
写真左は須崎地区森林組合の峯本さん。
現場リーダーの方です。
峯本さんいわく、ここの価格は15年前と比べても半分以下に下落しているとのこと。なお、まっすぐでない材や径が細い材は、パルプ・チップ用としての用途しかないそうで、さらに安値しか付かないそうです。
その後、中土佐の森へ。
林道の入口で気づいたのが、昨夏に来た時にはなかった看板。
これは我々が建てた看板とは別の看板。
役場の市川さんいわく、ここの地元の方(山主)が、more treesの参加を大変喜んでくださったあまり、自腹で建てたそうです。
手作り感満載の看板ですが、逆に地元の方に我々の取り組みが受け入れた証しでもあるわけで、素直にうれしく感じました。
山に入ると、今度は我々のオフィシャルな看板。
昨年8月に建てた看板が半年以上たっていい感じの風合いになってきました。
我々の希望で、シンプルかつ無塗装でお願いしただけあって、いずれ土に還る看板?と言えるでしょう。
そして、この秋冬で間伐したばかりの森へ。
この違い、おわかりですか?
どちらも同じ地点から撮影した森です。
左が2008年8月、右が今回です。もちろん天候の違いもありますけど、間伐の効果は一目瞭然ですよね!?
「森だくさん」な3日間でしたが、プロダクトデザイナーの皆さんは相当イメージが膨らんだようです。
清水慶太さんはすでにデザインをいただいていますし、小林幹也さんも帰りにはすでに具体的なプランが浮かんだようです。
これをステップに、皆さんと間伐材グッズを増やしていきますよ~!
2日間運転してくれたスタッフの和井くんもお疲れ様でした。
水谷伸吉
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