福岡空港からほど近い久山町というところで講演してきました。
町の関係者、NPO九州森林ネットワークの方、九大の方などの前で、カーボンオフセットのこと、J-VERの吸収源に関する動向などをご説明。
(学識経験者や山側のプロを前にして講演するのは恐縮しちゃいます)
思いのほか皆さん食いついてました。
後半は、木材のトレーサビリティについて。
山、製材所、消費者、工務店、設計といったさまざまな立場の意見が飛び交い、
会場はかなり熱を帯びてました。
「トレーサビリティのコストはだれが負担するべきか」
「わがままな消費者の要望にどうこたえるか」「いや、そんなわがままはほっとけ」
「いや、多様なニーズにこたえるべく山側も変わらなくちゃいけない」
「製材所の技術がちっとも進歩していない」
といった具合に。
とにかくこういう熱い議論大好きです (^^;)
とにかく、山側と消費者が分断されているのも問題。
カーボンオフセットが、「橋渡し」の役目を果たせるといいのですが。
水谷伸吉