17.Jan.2009
by Shinkichi Mizutani

国内オフセットクレジット(J-VER)制度のその後

先日の環境省 第7回VER検討会(正式名称は「カーボン・オフセットに用いられるVERの認証基準に関する検討会)の主テーマは森林吸収源。

これまで、算定方法のガイドラインとかグリーン電力などいろいろなテーマが議論されてましたが、森林吸収源はここにきてようやくお題に。

今回は森林吸収のプロジェクトを国内で立ち上げるための条件、算定方法、プロジェクト方法論などの案が出され、それに関する議論がなされたわけです。

「ついにここまできた!」というのが率直な印象です。

CDMといわれる国連のルールでは、政治的な理由もあって森林(植林や森林管理)は完全に蚊帳の外でしたが、今回はそのルールの矛盾も考慮された内容だったと思います。

まさに「我が意を得たり!」。

今後、内容をパブリックコメントにかけたのち、それを反映させて正式な制度として立ちあがると思われるので、来年度には晴れて「J-VER」がオフセットクレジットとして扱えるようになりそうです (^^)v

思えば、J-VERという言葉すら存在してない1年半以上前に、高知県での森林整備(間伐)によって吸収されるCO2量を算定して「CO2吸収証書」として発行される取り組みに目をつけ、厳密にはクレジットではない中でカーボンオフセットをやろうともがいていたあの頃。(もちろんそれが悪いわけではないですよ)

そのころに比べれば我々もだいぶやりやすい環境になってきたなーと思わず感慨にふけってしまいそう。

このフォローの風にうまく乗りつつ、不況に負けないでプロジェクトを増やしていきたいものです。

 

水谷伸吉

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