明治神宮の「鎮守の森」を訪問。
港区の「森づくりプランナー講座」のコーディネートを拝命していまして、その一環として訪れたわけです。
現地の説明は、明治神宮を拠点に活動する、NPO響の理事長、林さん。
実は彼、小学校の同級生でした(なんとも偶然。約20年ぶりの再会)
というのは置いておいて、境内を進む。
明治神宮は1920年に完成した、いわば88年(米寿?)という神社としてはかなり若い歴史しかないわけです。
それまでは練兵場として使われていた土地も含むこの場所に、全国から寄進された苗木365種、約10万本が植栽され、今や20万本程度に増えているそうです。(その後人工的な植え付けはあえてせず)
当初苗木にはヒノキや白樺なども交じっていたそうですが、その後自然淘汰を繰り返し、今や山の手の土地に適した樹種が優占しているんですね。
写真は本殿に向かう大鳥居。台湾ヒノキが使われています。
高さ12mは、明神鳥居としては最も大きいとか。
とにかく、人の手によって88年前に作られたとはとても思えないほどの威厳と多様性をもつ森であることをひしひしと感じました。
都会では指折りのパワースポットです。
水谷伸吉