今回の第2号の森が誕生するにあたり、moreTrees代表の坂本龍一自らが高知を訪問しました。
まず訪問したのは高知県庁。
高知県の尾崎知事、中土佐町の池田町長、須崎地区森林組合の下元組合長との4者で調印を行いました。
その後、県内有数の木工業者「土佐龍」さんの工場見学を経て、まさに先ほど調印した対象の森へ。
先日のブログでも紹介しましたが、その森には看板を設置していただいています。
その看板の前で池田町長と記念撮影。
今回は、70ヘクタールの人工森(主にヒノキ)を3年かけて間伐していきます。
さっそく翌日から作業が開始されているそうです。
この日の宿泊は、中土佐町内にある「黒潮本陣」。
久礼という海に面した地区にある、全室オーシャンビューの宿です。
高知といえばカツオのたたき。
池田町長は前職が板前さんということで、町長自らがカツオをさばき、それを坂本氏が藁であぶる!
それをすぐさま切り分けて(氷水で冷やさない!)、粗塩でいただく。これがまた絶品!!
坂本氏も、同行したスタッフ一同も思わず唸ってしまいました。
翌日は、四万十川を眺めつつ、上流の梼原町へ。そこでは中越町長がお待ちしてました。
町長の案内のもと、製材所や町内の海津見(わだつみ)神社へ。
なんとこの神社、山奥なのに漁船が奉納されているんです。
山と海が川でつながっていて、森が海に恵みをもたらすことを先人は知っていたのですね。
最後の最後に立ち寄ったのが、moreTrees第一号の森がある地区。
梼原では2007年からプロジェクトがスタートしています。
(58haの人工林を3年間かけて整備中です)
ここにも看板を設置していただいているので、町長、町役場、森林組合の方々らと記念撮影。
その後空路で帰京しました。
振り返ると1泊2日のあわただしいスケジュールでしたが、土佐の自然、料理そして温かい人々に囲まれた旅でした。
坂本氏本人も大変満足したようです。
ただ森づくりを進めるだけでなく、こうした幅の広いお付き合いができることをうれしく思います。
水谷伸吉