森を活かすプロジェクト

エ「シカ」ルライフ

エ「シカ」ルライフ

概要

かつて、日本に生息するニホンジカは絶滅の危機に瀕していました。しかしこの数十年の間に、保護政策やオオカミの絶滅、暖冬などにより急激に増加します。そしてニホンジカは、農作物や山林を荒らし、被害を深刻化させる「害獣」になりました。現在のペースでいけば、平成37年度には、北海道を除く全国で、23年度の2倍近い500万頭にまで増えるという推計を環境省が発表しています。生態系が大きく変わり、森林そのものがダメになりつつある地域もあります。年間で約27万頭ものシカが駆除されていますが、被害の深刻度が増す一方です。
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↑エゾシカの食害に遭った植林木

シカは森のめぐみです。シカ肉はその野趣味と柔らかさから高級食材として知られ、ディアスキン(シカ革)も柔らかく肌触りの良い高級素材として使用されています。しかし、こうした素材として日本のシカを生かすためには、捕獲方法や流通に限界があることもわかってきました。さらに、日本における狩猟人口は減少の一途をたどっています。日本で使用されるシカ素材は、そのほとんどが輸入品です。シカが害獣になるほど増加しているにもかかわらず、です。私たちはこうした状況を変え、日本におけるシカ素材の新しい生かし方を構築していきたいと考えています。まず知ること、そして手にとること。more trees は日本産のディアスキンを推奨します。

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